最近やっているストレスフル投資②

ゴール設定

前回書いた投資についての話の続きです。

 

https://wellbee.hatenablog.com/entry/2019/08/25/142513?_ga=2.250257478.1909343098.1566701717-1919239546.1559465203

 

1.自己理解

2. 目標設定

3. 目標からの逆算

 

の2からの話になります。

 

2. 目標設定

目標がないことには戦略を立てることができません。以前、ブログでOKRについての記事を書きましたが、投資においては達成できない可能性がある目標設定をすることはおすすめしません。大きな目標設定をしてしまうとそれを達成するためにギャンブル性の高い無理な投資をしてその結果大きな損失を出してしまう可能性があるからです。

目標は、今の自分の実力で余裕を持って達成できる数値にすることがおすすめです。

そうすることで無理な投資をする必要がなくなるでしょうし、目標を達成した上で投資をしていくと、達成した数値を守ろうとする心理特性が働き、より堅実な投資ができるようになります。投資は何より損をしないことが大事です。

ちなみに私は月ごとに目標設定をしています。専業トレーダーではないので頻繁に取引ができる訳ではありません。なので、あまり短い期間設定では焦って取引してしまう可能性がありますし、逆に半年や1年とすると1で話た性格の問題でストレスが大きくなっていきます。なので、1ヶ月ごとにしているのです。

また、目標数値は割合で設定することが一般的ですが、あまり計算が得意でない場合は金額で設定することをおすすめします。

これもストレスの問題で毎回の取引で割合を計算しながら行なっていると取引の回数分ストレスが発生するのでそれが嫌になり取引の回数が少なくなったり大雑把になったりしてはもったいないです。なので無理に割合で考えずに金額で考えることもありでしょう。

 

3. 目標からの逆算

さて、最後ですがこれがトレードする際の指標になってきます。

月の目標数値を達成するには週にどのくらい、日にどのくらい、何回取引して1回の取引でどのくらい利益を出す必要があるのかをまずは考えます。これは長期投資、短期投資に関係なく考えます。考えたのちに自分の投資スタイルだとどこにフォーカスした方がいいのかを決定することをおすすめします。

その上で利確の金額と損切りの金額を決めてしまいます。ここで大事なのは損切りの金額です。どこまでを許容するかで決めると実はその後の投資に影響が大きく出てしまいます。必ず「目標達成に対しての金額」で決めましょう。つまり目標達成する上でそれが危ぶまれる金額にしないという事です。次の取引での利確で余裕を持って回収できるなと思える金額で損切りをする事で焦りや不安から解放されるので健全な投資を続けることができます。

何度も言いますが、いかにストレスフルな投資を続けていけるかが大事です。損切りをするときは少ない金額でもストレスになってしまいますが、せめて損切りする瞬間だけストレスを感じ、その後はなるべくストレスを感じないように損切りの金額を決定しておきましょう。また、保有資産にマイナスの数値がずっと残っているとその期間中ずっとストレスが蓄積されてしまいます。その点においてもマイナスをすぐに手放せる金額に設定することは意味があります。

 

以上になりますが、今回お伝えしたかったポイントはいかにストレスがない状態で投資をしていくかという点です。資産をこの1年で倍にするんだ!という人などには向いていない手法ですのであくまでも健全に堅実に取引する方法であり、しかも自分の性格によってそれは変わってくるという話なので参考になるかどうかは分かりませんが、少なくとも自分の性格を知ることは投資以外にも役立つと思いますので一度考えてみてはどうでしょうか。